さるかに合戦
まんが日本昔ばなしのエピソード
あらすじ
川に柿の実が落ちているのを見つけたサルとカニ。柿の実を巡って争いを始めます。
サルはカニの甲羅に柿の実をぶつけますが、カニは川に飛び込んで逃げてしまいます。怒ったサルは川岸に石を積み、カニを追い詰めます。
窮地に陥ったカニは、サルを油断させようと自分のハサミで口をふさいで苦しみもがくふりをして見せます。同情したサルはカニの口からハサミを外します。
この隙にカニはサルの尻尾を挟み、川に引きずり込みます。最後はカニが柿の実を独り占めします。
登場キャラクター
サル :強くてずるがしこい
カニ :弱くて機転が利く
教訓
力よりも知恵と策略が大切
人を油断させると痛い目に遭う
弱い者でも賢く立ち回れば、強い者を倒すことができる
備考
『さるかに合戦』は、日本の昔話でよく知られています。
まんが日本昔ばなしのエピソードでは、「めでたし、めでたし」というおなじみのナレーションで締めくくられます。
この話は、世界中でさまざまなバージョンで語られています。